読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

きまぐれ

きまぐれに、好きなこと書いてます。櫻井孝宏さん、フィギュアスケート、野球、音楽なんでも

2016.12.03NHK杯恥かき日記1 羽生結弦選手の「ズサ」?を撮る

この記事、とても気に入ったので記録に残します!!!

記者の方は、以前12席分のトリプルアクセルを書いた方です。

2016.09.01 羽生結弦 12席分のトリプルアクセル - きまぐれ

 

NHK杯恥かき日記1 羽生結弦選手の「ズサ」?を撮る ― スポニチ Sponichi Annex フィギュアスケート

 

長久保豊の撮ってもいい?話】旅の恥のきっかけはNHK杯公式練習日だった。

 「今季の羽生結弦選手のSPの狙い目はズサーッだよね」。カメラマン仲間がそう言うのを小耳にはさんだ

 「ズサ」とはなんぞや。「演技終盤でさ、右手をグッと後ろにそらしてヒザで滑るやつ。あれ絵になるよ」。それならもちろん予習済み。なるほどあれはズサという技なのか。スペルはZUSA?、DUSA?。

 各国の選手権をナショナル、世界選手権をワールドと呼ぶ、通ぶりたいお年頃。SPの本番ではジャッジ席側の観客席後方から撮りましたよ、その「ズサ」を。

 キャプション(写真説明)は「演技終盤、ズサで観客を沸かせる羽生選手」でいいのかな。

 会社への送信直前に再確認。「ズサでいいんだよね」。

 「あれはズサーッって滑る感じだから、みんなそう言ってるだけですよ」

 ×  ×  ×

 「口で語るな、写真で語れ」と言われ続けたわれわれです。でも少しの説明を加えただけで、いい写真がすごくいい写真になる場合が多々あります。

 このコラムの写真もその一例。躍動感があってまさしくスポーツ写真です。ボクと同じ撮影位置には10人程のカメラマンがいたので他の媒体でご覧になった方も多いと思います。でも問題はそのキャプション。

 「演技する羽生選手」だけではかっこいい写真で終わってしまいます。

 実はこの写真、最後のトリプルアクセルの着氷直後の写真なんです。遠心力で後方に流れるフリーレッグ(左足)をねじ伏せて真上にはね上げる。羽生選手の超人的な動作の一連の流れの中での1コマなんです。こう説明するとかっこいい写真がスゴかっこいい写真になると思いませんか。

 さすがに全部説明するわけにはいきませんから「トリプルアクセル着氷後の羽生選手」ぐらいが適当か。後は写真が読者やファンの想像力に語りかけてくれるでしょう。

 さて写真説明にちょっと彩りを加えようとして赤っ恥をかいた「ズサ」のその後です。

 真駒内にいた業界関係者、選手OBの方々に聞いて回ったところ「え~っ、名前なんてないんじゃない」という反応。

 知らないと言うのがよっぽど嫌なのか「宇野くんのクリムキンイーグルは米国ではカンチレバーって呼ぶのが一般的」とわけのわからないウンチクを語る人も。

 結局「ストレッチ」と明確に答えてくれたのはデビットさんという公式カメラマンだけ。でもニヤニヤしていたから多分、ウソだ。

 「本人に聞いてくればいいじゃん」。

 それができれば苦労しないって。

 次回「NHK杯恥かき日記2 真駒内に陽炎立つ」に続く…かも。(編集委員

 

f:id:sky888888:20161203100507j:plain

<NHK杯男子SP>気迫の表情でトリプルアクセルを着氷する羽生

 

やっぱりあれは正式名称ないんだね。
カメラマンさんもズサーッって言ってるのかw
確かにスポニチの写真のキャプションにもズサーッて書いてあった

3A後のこの写真は好きだ。腿の筋肉、指先、氷上、フリレーッグの位置、エッジの傾きといいツボだらけ。

デビットさんってカーマイケルさんよね(笑)